共通の設定
家族構成・遺産
- 父が亡くなる
- 母(鶴岡)
- 長男=笹岡役(仙台)
- 長女(東京)
- 預金2,000万円+実家
実家B(売れない家)
- 農村部
- 農地と作業小屋つき
- 値段がつかない
- 固定資産税は年8万円
- 毎回「売れる家なら」「売れない家なら」の順で聞く
- 分からない言葉はその場で聞き返す(視聴者の代わり)
一言で相続税0円で安心して止まる人が一番多い
聞くこと笹岡
- 実家の相続で一番多い失敗は?
- 相続税0円なら安心じゃないの?
話してもらうこと税理士
- 実家の税金は3つ。相続税は一番かからない
- 残り2つで数百万円変わる
- 名義は3年以内に決めないと過料
売れない実家なら実家B
- 相談の半分は値段がつかない家。毎回そっちの答えも聞く、と宣言
一言で後半を理解するための式を3つだけ
聞くこと笹岡
- 基礎控除って何?
- 実家はいくらで数える?
- 売った時の税金はどう計算する?
話してもらうこと税理士
- 税金は3つ:相続税(もらう時)、譲渡所得税(売る時)、固定資産税(持っている間)
- 基礎控除=3,000万円+600万円×相続人の数。3人なら4,800万円まで0円
- 配偶者は1億6,000万円まで非課税
- 実家の評価:土地は路線価か倍率、建物は固定資産税評価額
- 利益=売値−親が買った値段−費用。利益にだけ税金
- 5%ルール:契約書がないと「買った値段=売値の5%」扱い
- 固定資産税は家が建っていると6分の1。壊しても放置しても最大6倍
出す数字
- 3,000万円+600万円×人数
- 4,800万円
- 売値の5%
- 1,500万円で売ると約279万円
- 6分の1、最大6倍
売れない実家なら実家B
- 売れない土地でも評価額はつく(農地・山林は倍率方式)
メモ
- ホワイトボードは3枚だけ:3つの税金/基礎控除の式/利益の式
- 期限の話は⑤でまとめる、と一言
1「相続税0円」で安心して放置する
7:30–10:00
一言で0円は「税務署に用がない」だけ。放置は毎年払いながら特例を捨てること
聞くこと笹岡
- 相続税0円で何もしないと、何が起きる?
- 放置していると固定資産税はどうなる?
話してもらうこと税理士
- 売る時の特例には期限がある(3年目の年末)
- 固定資産税は毎年かかる。納付書は1月1日の名義人に届く
- 母が施設に入った時点で空き家
- 管理不全空き家→特定空き家→勧告で翌年から最大6倍
- 指導の手紙の段階で草刈り・応急処置をすれば避けられる
売れない実家なら実家B
- 固定資産税+火災保険+草刈り・除雪+帰省の交通費=年20万円前後 ★
- 勧告で年60万円、10年で数百万円
- 相続税0円の家が一番払う
一言で誰が何を相続し、誰が責任をもって管理するかを決める
聞くこと笹岡
- 兄妹で何を決めればいい?
- 母が住む家を、県外の自分の名義にしていい?
- 兄妹で揉めたらどうする?
話してもらうこと税理士
- 決めるのは3つ:誰の名義か/誰が管理して費用を払うか/売るか残すか、いつまでに決めるか
- 母が住む家を子の名義にすると、3,000万円控除が使えない(住んでいる人の名義だけ)
- 母名義のまま→母が一人暮らしで亡くなる→相続した子が売る、が空き家特例の王道
- 一番いいのは親が元気なうちに親自身が売る
- 母が認知症になると売れない。家族信託などは司法書士回で
- 揉めたら「これから10年でかかる費用」を数字で出す
出す数字
- 3,000万円控除は住んでいる人だけ
- 親が売れば税率14.21% ★
売れない実家なら実家B
- 名義=最後に手放す費用を払う人
- 県外の子の名義にすると、勧告や解体命令の宛先がその子になる
- 1人に寄せて、引き受ける人に預金を多く分ける(代償分割なら贈与税なし ★)
- 名義を決める前に「売れるか」を確かめる
一言で②で「誰が」を決めなかった結果が共有
聞くこと笹岡
- 平等に分けたいから共有、は何がまずい?
- 分け方で税金は変わる?
話してもらうこと税理士
- 共有で売ると全員が自分の持分で申告
- 空き家特例は1人ずつ使える。3人以上は1人2,000万円 ★
- 換価分割(売って分ける):各自に譲渡所得税
- 代償分割(1人がもらい、他にお金を払う):代償金に贈与税なし ★
売れない実家なら実家B
- 「誰も要らないからとりあえず共有」が最悪
- 納付書は代表者1人に届き、その人だけ払い続ける
- 国庫帰属は共有者全員で申請。1人でも連絡がつかないと使えない
- 1人に寄せて、費用の分担を協議書に書く
一言で捨ててはいけない書類は2種類
聞くこと笹岡
- 片付けで捨ててはいけない書類は?
- 片付けや解体の費用は経費になる?
話してもらうこと税理士
- 1つ目:親が買った時の書類。無いと5%ルール直撃
- 探すもの:売買契約書、領収書、ローンの契約書・返済予定表、建築請負契約書、権利証に挟まった見積書、通帳の振込記録 ★
- 2つ目:自分が払った片付け・解体の領収書
- 売るための片付け・解体は譲渡費用として引ける場合がある ★
- 相続税の計算では引けない
- 片付け業者に最初に「書類は全部残して」と言う
出す数字
- 契約書1枚=279万円
- 戸建ての片付け50〜100万円 ★
売れない実家なら実家B
- 売値が小さいので影響は小さいが、農地・小屋ごと売る時に効く
- 片付けたら100万円で売れた例がある。片付け費用は売れる家に変える投資
53年以内にケリをつけない
18:00–21:30
一言で登記も特例も3年で切れる。ここが山場
聞くこと笹岡
- いつまでに何を決めないといけない?
- 特例って具体的に何?条件は?
- 売れない実家でも関係ある?
話してもらうこと税理士
- 相続登記は3年以内が義務、しないと過料 ★
- 2024年より前の相続は2027年3月末まで ★
- 分け方が決まらない時は相続人申告登記で期限を守れる ★
- 相続税がかかる家は10か月以内に申告
- 空き家の3,000万円特別控除:利益から3,000万円引ける
- 条件:昭和56年5月31日より前の建物/マンションでない/親が一人暮らしだった/相続後に貸していない・住んでいない/3年目の年末までに売る/1億円以下/耐震か解体して渡す ★
- 取得費加算の特例とはどちらか選ぶ ★
- 市役所の確認書が要る ★
出す数字
- 3年以内、過料10万円
- 3,000万円控除
- 3年目の年の12月31日
- 特例そのものの期限は2027年12月31日 ★
- 279万円→0円
売れる実家なら実家A
- 「四十九日まで」「一周忌まで」と延ばして3年目の年末を過ぎると279万円
売れない実家なら実家B
- 100万円で売れても税金約19万円。特例が使えれば0円
- 売れない家ほど時間がかかる。相続した年に動く
一言で先に壊さない。負動産しかないなら相続放棄も選択肢
聞くこと笹岡
- ボロボロだから先に壊して更地に、はダメ?
- 壊さずに手放す方法は?タダで譲ると税金は?
- 相続放棄はどういう時に使う?
話してもらうこと税理士
- 壊した翌年から固定資産税が最大6倍
- 解体費は相続税の計算で引けない ★
- 壊すのは買い手が決まってから。「引き渡しまでに売主が解体」の契約に
- タダで譲る:贈与税はもらう側、年110万円まで非課税
- 国庫帰属:建物は壊しておく、手数料と負担金が要る ★
- 相続放棄は全部か無しか。実家だけ放棄はできない
- 限定承認は税金の罠があり、実務ではほぼ使わない ★
出す数字
- 解体費◯◯万円(庄内の見積もりで埋める)★
- 最大6倍
- 国庫帰属:手数料1万4,000円、負担金20万円〜 ★
- 相続放棄は3か月以内
売れない実家なら実家B
- 壊しても売れないなら、更地の税金を払い続けるだけ
- 壊す前に「隣地・集落・自治体に買い手がいるか」を確かめる
- 遺産が負動産しかない→相続放棄が選択肢
- 預金もある→放棄すると預金も失う→②の「1人に寄せる」に戻る
- 放棄の手続きは司法書士回で
一言で①〜⑥は全部「1人で決めて、後から聞いた」で起きる
聞くこと笹岡
- 誰に、何を、どの順番で聞けばいい?
- 売れない実家の場合は?
話してもらうこと税理士
- 不動産業者(宅建士):売れるか、いくらか、買い手がいるか
- 税理士:特例が使えるか、期限、税額、負動産の評価減 ★
- 司法書士:相続登記、相続人申告登記、相続放棄、家族信託、国庫帰属
- 解体・片付け業者:見積もりは3社
- 聞く順番:売れるか→税金と期限→名義と手続き
売れない実家なら実家B
- 専門家ごとに同じ説明を4回するのが一番しんどい
- 窓口をひとつに。そのために作ったのが「庄内 空き家のよりどころ」
一言で売れる家は3年目の年末が期限。売れない家は相続した年が期限
笹岡が言うこと
- 庄内に実家がある人は「庄内 空き家のよりどころ」で無料相談
- 全国の人は概要欄の「実家が売れるか3つのチェック」「放置コスト年額の計算表」
- 次回は司法書士回(相続登記・相続放棄・国庫帰属)
★収録前に税理士さんに確認すること
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